『LINE』や『Slack』などのアプリでパソコンの起動が重い→改善方法を解説!“自動”がポイント

世の中には『LINE』や『Slack』のように、メールや通話を一括でおこなうことができるコミュニケーションツールが数多く存在している。それらは個人で使うのはもちろん、企業で社員同士や取引先との連絡手段としても重宝されている。

フリーライターとして活動している筆者もその例に漏れず、クライアントの要望に合わせて『Slack』や『Discord』、『Microsoft Teams』など複数のコミュニケーションツールを使用している状況だ。しかしその結果、パソコンを起動させるたびにこれらのアプリが自動で起動される事態に陥っている。このままでは、いつかパソコンを起動させた瞬間に強制シャットダウンされてしまうのではないかと心配で仕方がない。

筆者以外にもこのような心配を抱えている人は少なくないだろう。そんな悩めるパソコン利用者は、ひとまず「パソコン起動時に起動されるアプリの数」を把握することをおすすめする。

やり方は、Windowsをお使いであれば「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押してタスクマネージャーを起動し、「スタートアップ」のタブ(あるいは「スタートアップ アプリ」)を開くだけ。そこには見慣れたアプリの名称がずらりと並んでいるはず。このアプリたちがパソコン起動時に自動で起動されるアプリなのだ。

この中にある「状態:有効」となっているものが自動起動されるアプリなのだが、中には「これは一体何のアプリだ?」と首を傾げるようなものまで含まれているだろう。これらのアプリの多くは、インストール時に最初から自動起動設定がオンになっているものなのだ。

この問題を解決する方法は、スタートアップに登録されている不要なアプリを無効化することである。Windowsであれば、タスクマネージャーで不要と思われるアプリを選択し「無効にする」に設定すればよい。ただし無効にした結果、パソコンに不具合が発生するプログラムもあるので注意が必要だ。

不具合が不安な場合は、アプリ側で設定する方法もある。たとえばSlackの場合であれば、「Ctrl + ,(カンマ)」キーを押して環境設定を呼び出し、詳細設定から「ログイン時にアプリを起動する」のチェックを外せばよい。各アプリごとで設定を変更すれば、OSに悪影響を及ぼす心配は軽減されるだろう。

ただコミュニケーションアプリのスタートアップをオフにすると、タイムリーに通知が見られないという弊害が発生する。そこで筆者は、スマホにも各アプリをインストールし、そちらでは通知をオンにしておくという方法をとった。パソコンではパフォーマンスを優先するためにアプリの起動を最小限にしても、スマートフォンの通知でリアルタイムにクライアントからの連絡を把握できる。

コミュニケーションツールは連絡に欠かすことができない重要な要素だが、これを使うことでパソコンに問題が発生してしまっては本末転倒だ。もしパソコンの動作が重くなっている場合は、スタートアップの設定をぜひ見直してほしい。

(よろず~ニュース特約ライター・夢書房)

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