一面の青!まるで童話の世界 茨城県ひたちなか市で530万本のネモフィラ見頃に

 茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」でネモフィラが見頃を迎えた。約530万本の青い花は現在、七分咲き。まもなく満開となり、まるで童話の世界のような一面青色の絶景が広がる。

 ネモフィラはムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属で、北アメリカ原産の一年草。高さ10~20センチほどの株に、直径2~3センチの小さな青い花を咲かせる。和名の「瑠璃唐草」は、瑠璃色の花と唐草模様に似た葉の形に由来。英名の「Baby blue eyes」は花の中心部が白く、小さくて愛らしい青い花の様子が、無垢(むく)で美しい赤ちゃんの青い瞳を連想させることに由来している。

 今年は4月上旬の気温が低く日照時間も少なかったことから、平年より7日遅れての見頃。ピークは平年より6日遅い24日頃と予想され、5月1日頃まで青一面の景色となる見通し。ピークを過ぎた後も、5月9日頃までは花数が比較的多い状態で楽しめるという。

 同園では、今年新たにナノハナ「クリームホワイト」が登場した。一般的な黄色いナノハナとはひと味違う、上品でやわらかな色合い。ネモフィラとナノハナとのコラボレーションも美しく、青と黄色のコントラストが映える春の風景が一面に広がる。

(よろず~ニュース編集部)

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