有給休暇で全国40店舗以上の「ラーメン二郎」巡る男が話題 「肌ツヤが良くなった」意外な効果!?

会社を休んで全国のラーメン二郎を巡り、毎日各地の二郎の画像をXにポストするバンドマンが話題になっている。

投稿しているのは、バンド「東京恋慕」でドラムを担当しながらサラリーマンをする忍煮苦二郎さん。2月26日から始まった二郎巡りは約2週間で20店舗を突破。東京に暮らしながら札幌や福岡などへの遠征も行う強い二郎愛に感動すら覚える。毎日1杯~2杯、ラーメン二郎を食べ続ける生活を送る忍煮苦二郎さんに詳しく話を聞いた。

ーー会社の休みを利用して全国の二郎巡りを始めた理由は? 

忍煮:ラーメン二郎が大好きだったことと、転職に伴う有給休暇で自由な時間が手に入ったからです。二郎は全国に40店舗以上。実はすでに全国制覇は経験済なのですが、仕事中心の生活では短期間で回れませんでした。今回の休暇で各店舗の味の違い、特徴の最新状況を改めて確認できる最大のチャンスと捉え、休暇初日から全国の二郎巡りを始めました。

ーー体調に変化はありませんでしたか?

忍煮:肌ツヤが良くなりました。二郎の脂のおかげか、仕事のストレスがなくなったからなのかは分かりませんが…。お腹周りは確実に太ったので、一般的に考えれば二郎中心の食生活は生活習慣上良くないと感じます(笑)。二郎以外の食事では栄養バランスを気にしたり、なるべく徒歩で移動するよう心掛けるようになりました。 

ーー忍煮 苦二郎という名前は、二郎にちなんでいるんですか?

忍煮:バンドメンバーが5年ほど前に考えてくれました。「煮られ苦しいときも二郎をたべて忍ぶ」という意味を込めて、二郎と、二郎におけるキーワードである「ニンニク」を文字っています。

ーーバンド活動に二郎が及ぼす影響は? 

忍煮:パートがドラムなので、二郎を食べることによってプレイにパワーを増すことができます。ライブのときは5年ほど前からラーメン二郎の社訓のTシャツを着ています。バンド自体は二郎とは一切関係ありませんが、ほかのメンバー3人も二郎が大好きです。

ーー初めての短期間全国制覇への思いは? 

忍煮:初めて全店舗訪問した時は「ようやくスタート地点に立った」という思いがありました。今回は前回より巡るスピードが早いので、店主、スタッフのみなさんへの感謝の気持ちがどんどん深まっていくのを感じます。また将来的には「2025年2~4月時点の全国の二郎を体に刻み込んだ」自分の歴史の大切な1ページになるのではないかと考えます。 

◇ ◇

何かに没頭する人の姿は美しいもの。忍煮さんの徹底した二郎愛から始まった初めての短期間全国制覇をぜひ見届けたい。

(よろず~ニュース特約・米田ゆきほ)

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