月額380円で猫が飼える「ねこホーダイ」サービス停止 “猫のサブスク”と批判

 保護猫活動を行っている株式会社のら猫バンク(東京都千代田区)は29日、月額380円で猫が飼える「ねこホーダイ」のサービスを停止すると発表した。

 同社は公式ホームページなどで「サービス開始後徐々に普及・拡大を行っていく想定で大きく上回る多くの方に会員登録を頂くこととなりました。これを受け、弊社として会員の皆様に対し、円滑かつ適切にサービスをご利用頂くことを担保しかねる状況となり、また、皆様からのご意見、ご質問を踏まえた形でのサービス運用を行うべく、誠に申し訳ございませんが、サービスを停止させて頂くことを決定致しました」と説明した。

 ねこホーダイは月額380円で、ユーザーがのら猫バンク提携の保護猫シェルターから猫を無料で譲り受けることができるサービス。人と猫をつなぐプラットフォームをうたい「面倒な審査やトライアルもなく高齢者や単身の方でも大丈夫です」「会員様が飼っている猫を飼えなくなった場合に、提携シェルターに無料で引取ってもらうことができます」などと宣伝していたが、一部で“猫のサブスク”と批判の声が上がっていた。

 返金などの処理をするとした同社は、今後について「より多くの皆様に、安心してご利用頂けるサービスとなるよう当社側の体制を整備し、またこの機会に併せて、サービスの在り方について今般皆様から頂いたご指摘等を踏まえ、慎重に検討を行う所存です」とした。

 ホームページ上で、同社に寄せられた意見や質問について回答。「弊社と会員様の間で安易に猫のレンタルやサブスクリプションを行うわけではなく、決して猫を物のように扱うサービスではございません」「猫の終生飼養に貢献する1つの形となることを期待して本サービスを開始しており、決して猫をないがしろにすることはございません」などと、猫を物のように扱っているとの声に反論している。

(よろず~ニュース編集部)

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