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故三浦建太郎さん、森恒二氏との40年の友情「これからも-」 大ベルセルク展に万感の色紙

 5月6日に急性大動脈解離で54歳で亡くなった漫画家・三浦建太郎さんの代表作を題材にした展示会「大ベルセルク展~三浦建太郎 画業32年の軌跡~」が今月10日から、東京・池袋サンシャインシティ展示ホールAで開催されている。

 300点以上の直筆原稿やカラー原画、クラウドファンディングで有志によって制作された実物大ゾッド、「蝕」の場面を再現したコーナーなど展示物は迫力のあるものばかり。三浦さんが企画、設定、シナリオなどを手がけていたアニメ企画「メタバロン」の羽海野チカ氏によるイラストも要注目だ。しかし展示物以上に、昨年12月に撮影したという三浦さんのインタビュー映像にやはり胸を打たれた。

 動画の三浦さんは、同世代の男性よりもむしろ若々しく見えるほどで「元気でやってます」という何気ない言葉に切なくなってしまった。「ベルセルク」については「3/5いや4/5まで来てます。いままで広げてきた風呂敷をたたむ作業になります」と語っており、あらためて亡くなったことが残念でならない。

 会場には他の漫画家らがメッセージをしたためた色紙も飾られているが、印象的だったのはやはり「ホーリーランド」「自殺島」などで知られる森恒二氏。「これからもずっと一緒だぜ三浦」というシンプルなメッセージだが、高校時代から約40年、三浦さんと苦楽を共にしてきた思いがあふれているように感じた。

 森氏は、10日に発売された「ヤングアニマル」18号の付録冊子「Messages to KENTAROU MIURA」で、三浦さんとの青春時代の思い出をマンガにしている。2人のきずなを思うと「これからも-」という短い言葉に込められた熱い思いがヒシヒシと伝わってくる。

 「大ベルセルク展」は23日まで。12月11日から2022年1月10日までは大阪「ひらかたパーク」イベントホール1・2でも開催される。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・澤田 英延)

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