ベテラン吉本芸人が小学校のPTA会長に就任 “キッズファースト”を掲げ笑いのチカラで困難乗り切る

 漫才、コント、ピン芸と変幻自在なお笑いグループ「ザ・プラン9」のヤナギブソン(45)が、今年の春から自身の子どもが通う大阪府茨木市の小学校でPTA会長を務めることになった。ここ最近、情報バラエティー番組「あさパラs」(読売テレビ/関西ローカル)での舌鋒鋭いコメンテーターぶりや、音声プラットフォームで社会時評などを展開していることもあり、PTA会長就任にも大いなる野望があるに違いない。そこで、ヤナギブソン本人を直撃し、その思いを語ってもらったところ、大いなる野望ではなく希望を持っていることがわかった。

  もともと、自身に子どもが誕生したことで、人生観が大きく変わったというヤナギブソン。「自分の生きる意味を考えた時に、ぼく以外の誰かに、たとえ些細であっても何かしらの価値をひとつでも残したいと思ったんです。それから家族はもちろん、友達や芸人仲間にもそういう気持ちで接するようになりましたね」。以来、日々の暮らしや仕事でも、誰かにプラスになるような行動を意識してきたという。

 そんな思いで生きてきたヤナギブソンがPTA会長を打診された時、戸惑いながらも大きな決意を持って引き受けたと話す。「最初は、一体ぼくに何ができるんやろ?って(笑)。だけど、自分自身のことを振り返ると、小学校のときにお笑いに出会って、『絶対、将来はお笑い芸人になる!』っていう経験をしました。そんな、熱くて、夢中になれるような出会いをサポートできるんじゃないかなと思ったので、お引き受けさせていただきました」。

  就任後、最初に手掛けたのがPTAのスローガンを決めることだった。「最優先は“子どものために何ができるのか”です。それで、話し合って決めたのが、“キッズファースト”。このメッセージが広がり、教育現場だけではなくて、地域や各ご家庭でも子どもにとって何が一番良いのかを考えて、物事を進めてほしいという思いが込められています」。

  また、物事を推し進める上で、避けては通れない意見の衝突も、お笑い芸人として培ってきたコミュニケーション力で何とかクリアしてきたとか。「とにかく、最初は挨拶が大事だと思ったので、舞台に立つときと同じような声の大きさで挨拶をしたこともありますね(笑)。あまりにも大きな声なんで、ちょっと引いてましたけど。そうやって、徐々にみなさんとの距離も近くなって、PTA会長として職を全うできたらという気持ちです」

  一人の人間として子どもや地域に何かしらの価値を残そうとしているヤナギブソン。彼の活躍ぶりを聞いていると、「誰が興味あんねん!」というあのギャグとは対照的に、何事も自分の問題として捉え、解決しようという情熱が伺える。

(よろず~ニュース特約・橋本未来)

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