広瀬章人八段が開幕星!指し直しの激戦制す 将棋日本シリーズ「JTプロ公式戦」

 2021年将棋日本シリーズ「JTプロ公式戦」の開幕戦となる一回戦第一局が12日、東京・ABEMAスタジオで行われ、広瀬章人八段(34)が丸山忠久九段(50)を千日手、指し直しの末、89手で下し二回戦に進出した。

 指し直しの激戦を制した広瀬八段は「指し直しでの序盤で丸山九段に工夫されてうまく対応できなかったが、無理気味に攻めていったのが結果的に良かったのかな」と振り返った。次戦で昨年のJT杯覇者・豊島将之竜王(31)と対戦するが「作戦、対策をしっかり練っていきたい。上位に勝ち上がれるように頑張っていきたい」と抱負を語っていた。

 同棋戦は、昨年のJT杯覇者、タイトル保持者および賞金ランキング上位のトップ棋士12人によるトーナメント。今対局は当初、中国大会として岡山県で開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止とし、ABEMAスタジオで無観客での実施に変更していた。なお19日の一回戦第二局は、東北大会として予定通り開催する。

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