弾丸☆野球シンガー・立花夢果がコロナ禍で見つけた野球観戦法 意外な楽しみ方とは

 新型コロナウイルス感染症拡大で、大好きなプロ野球観戦を制限されている、あなたへ。「弾丸☆野球シンガー」の立花夢果が、コロナ禍での野球の楽しみ方をレクチャーする。

 彼女の野球愛は筋金入りである。野球好きの両親の影響で、小さいころから、東京ドームなどでの野球観戦を楽しんでいた。そんなある日、日本ハムで活躍し、後に名球会にも名を連ねるようになった田中幸雄内野手のプレーをみて、プロ野球にのめり込んでいった。

 2007年に引退した田中の背番号をフィーチャーした「『6』の軌跡」を自ら作詞作曲。週刊ベースボール誌上で「2008年野球レコード大賞・最優秀新人賞」を獲得。以来、広島の守護神・津田恒美さん(故人)を題材にした「炎のストッパー~一球入魂~」など野球選手を題材にした楽曲を作り続け、CD化するとともに、ライブ活動を行っている。また、野球関連のTV、ラジオ、雑誌、ネット配信番組などにも多数出演している「弾丸☆野球シンガー」である。

 新型コロナウイルス感染症が拡大する前は、年間50試合は球場での野球観戦を楽しんできた。また、自らがスタッフをしている東京・中野区の野球居酒屋「中野塾」では、堀内恒夫元巨人監督などのトークショーを企画、主催し、野球ファンとの熱い野球談義を戦わせてきた。それだけに、昨年以来1試合も野球場での試合観戦できない状況に「今までの習慣が崩れ、正直、ストレスがたまる」というが、今は楽しみ方を見つけた。

 それは「大注目している選手のプレーを何度も何度もみること」だという。今、立花が追っかけている選手が、オリックスの内野手・太田椋(20)。実父でオリックスに打撃投手である太田暁と知り合いでもあり、18年にドラフト1位で指名されて以来、注目してきた。今季は遊撃の定位置を獲得しているだけに、日に日に応援に熱が帯びている。

 「球場で観戦する場合は、仕事で間に合わないと見逃す可能性がありますよね。でも、ネットとかならあとで追っかけてみることができる。しかも、いい場面を繰り返し繰り返しできます。それを利用しない手はないですよ。彼の足の上げ方が豪快なのがいいですよ」。また、太田と同じ20歳の日本ハム・野村佑希内野手も注目している選手の一人だという。

 もちろん、野球観戦の醍醐味(だいごみ)は「グラウンド内にあるブルペンでの投球練習や練習中の選手同士の動きをみるのが楽しい。誰と誰があいさつしたとか…」ということは分かっている。だが、お気に入りの選手を1人でも多く見つけてその一挙手一投足に注目。頭の中にデータを蓄積させて、自由に球場で野球観戦ができる、その日を待つ-。それもコロナ禍でのプロ野球の楽しみ方であるというのだ。

(デイリースポーツ・今野 良彦)

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