「鬼滅の刃」初原画展を今秋東京、来夏大阪で「魅力、世界観を余すところなく」

 集英社は1日、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さん原作の人気マンガ「鬼滅の刃」において、初の原画展となる「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴展」を今秋に東京、22年夏に大阪で開催することを発表した。

 昨年5月に「週刊少年ジャンプ」での連載終了後も、アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)が興行収入歴代1位に立つなど、注目を集める同作。同社は「本作の魅力、世界観を余すところなく伝えます」と、意気込みを示している。

 東京は森アーツセンターギャラリーで開催され、会期は10月26~12月12日。会場でオリジナルグッズの販売も行う予定だ。

 また、4日には関連本2冊が販売される。

 ファンブック第2弾となる「鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」では、鬼殺隊や鬼に関する新情報などが盛りだくさん。炭治郎たちのその後、鬼たちの“あの時”、連載の裏話、3本の描き下ろし漫画が収録される。劇場版の入場者特典だった「煉獄零巻」に掲載された特別読切など、単行本未収録漫画4本も掲載。付録にはミニゲーム「鬼滅ノ問答ゲヱム」用カードと特製しおりが付く。

 同作初の原作画集「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集-幾星霜-」では、連載を彩ったイラストを多数収録。炭治郎の描き下ろしカバーイラストや両面ポスター、描き下ろし&未発表モノクロイラスト、吾峠さんによるイラスト説明コメントも掲載される。

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