佐々木尽が壮絶KO負け【試合後会見】ブライアン・ノーマンは冷静「日本のトップにいる理由がわかった」
「ボクシング・WBO世界ウエルター級タイトルマッチ」(19日、大田区総合体育館)
王者ブライアン・ノーマンが挑戦者の佐々木尽を5回KOで退け2度目の防衛を果たした。
1Rから2度のダウンを奪うと、無理に攻め急がず、冷静に佐々木の動きが鈍るのを待った。大逆転の一撃は許さず、的確にパンチを当て、5RのKOにつなげた。
日本選手とウエルター級の世界王者との差についての質問も出たが「彼がどうして日本のトップに君臨していたか理由がわかった気がしました」とし、佐々木を疲れさせてからの確実なKOを狙ったがゆえの結末だったと振り返った。
「1Rで2回ダウンをとったにもかかわらず、彼はすぐに立ち上がりました。あれこそが彼の強さだと思います」と試合を振り返った。