格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ」が１６日、六本木ヒルズアリーナで会見を開き、７月２８日に「超ＲＩＺＩＮ．３」をさいたまスーパーアリーナで開催し、朝倉未来と平本蓮が対戦すると発表した。

　会見冒頭から互いに「負けたら引退」を宣言し、意地の張り合いの様相も呈した会見になった。質疑応答では、平本が「朝倉未来にベルトを巻いてあげたい」として「負けたらベルト」となるタイトルの創設を榊原ＣＥＯに直訴。静かに聞いていた未来は饒舌な平本に「１回でもベルトとったことあるような口ぶりだったんで」とツッコミを入れていた。

　さらに平本は、この試合を受けた理由を話す未来を遮って「ＹＡ－ＭＡＮにぶっ飛ばされたから」と口を挟み、両者間の緊迫感は高まる。未来も年末にＲＩＺＩＮのトップ戦線で試合をすることが目標だと明かした上で「（平本が）楽な相手だから（試合を受けた）」と踏み台にして、大晦日のビッグマッチに弾みをつける考えだ。

　乱闘こそなかったが、バチバチの舌戦を繰り広げた２人は７月２８日、さいたまスーパーアリーナで激突する。