乃木坂４６のステージには、“妹分”の欅坂４６、日向坂４６のメンバーも登場。初の３姉妹グループそろい踏みを果たした。昨年の日本レコード大賞を受賞した「シンクロニシティ」を熱唱。妹グループも一糸乱れぬダンスを展開し、“姉妹仲”の良さを見せつけた。
　２年前は欅坂４６とともにパフォーマンスを行った総合司会のウッチャンナンチャン・内村光良（５５）は、「目黒区から来ました『権之助坂４６』です」と“新キャラ”を携えて登場。ステージ中央で必死のダンスを見せ、最後はセンターの乃木坂４６・白石麻衣と画面上で２ショットを披露した。

　３年連続で総合司会を務めた内村光良は、番組終了後、記者の取材に応じた。「特別企画」コーナーで、ビートたけしが歌手として紅白で初歌唱した際、歌唱前に自身の思いを語りながら、涙で声を震わせていたが、「客席でお酒飲んでたら号泣してた」と照れくさそうに打ち明けた。
　内村は歌唱前の曲紹介の際、「歌詞の中に“同じ背広を初めて買って…”という歌詞があって。（ウッチャンナンチャンで）デビューの時、２人で（僕らも揃いの背広を）買いに行った。そういう歌詞が…ある。本当にヤバイです」と涙で声を震わせていた。

　大晦日恒例の「第７１回ＮＨＫ紅白歌合戦」（午後７・３０）の総合司会を務めるウッチャンナンチャン・内村光良、紅組司会を務める女優・二階堂ふみ、白組司会を務める俳優・大泉洋が１０日、ＮＨＫを通じてコメントを発表した。

　総合司会の内村光良は、新型コロナウイルスのまん延を受けて「今年は予想もしない事が次々に起きた。そんな、自分にとっても忘れられない一年でした。未だ自由が制限された生活の中で、歌手の方々の力強い歌声が、来年への希望となって皆さんの心に真っ直ぐに届きますよう、全力でサポートしていきたいと思います」と抱負を述べた。

　今年の紅白については「きっと、後にも先にもない『第１回無観客紅白歌合戦』。未知なる大舞台が待っています」と、無観客で行われることを意識。「北海道出身の白組大泉さん、沖縄出身の紅組二階堂さんという、日本をふんわり包み込むような新鮮で魅力的なお二方と、そして三度目の桑子（真帆アナウンサー）さんと、力を合わせて頑張ります」と、チームワークの発揮を誓っている。

　活動休止する嵐が３１日、ＮＨＫ「紅白歌合戦」にリモート出演した。司会の内村光良は「５人そろった姿をみんな待ってるから」といつの日かの復活を願った。
　内村は「２００９年から紅白を引っぱって来てくれた嵐。私も司会で本当に助けられました。本当にありがとう。毎年楽しかった」とねぎらい、画面に５人が現れた。