Rー1優勝で注目!視覚障害の漫談家・濱田祐太郎のナゾに迫る

ピン芸人ナンバーワンを決める「R-1ぐらんぷり 2018」優勝で注目を浴びる漫談家・濱田祐太郎(29)。初の全国テレビ出演でスベッた経験や紺野ぶるまとの仲など、知られざる!?エピソードをまとめました

公開日:2018.3.9

 ピン芸人ナンバーワンを決める「R-1ぐらんぷり 2018」で優勝を飾った視覚障害を持つ漫談家・濱田祐太郎が7日、フジテレビ系「めざましテレビ」に生出演。優勝賞金500万円については、当初はネタも含めて「車を買う」としていたが、番組内では「撤回して貯金します」と堅実なところを見せた。

R-1優勝の濱田、優勝賞金500万の使い道を「撤回」 会見では「車買う」も…

 番組では、R-1の頂点に立った濱田が生出演し、ネタを披露。優勝については「まだ実感がない」と笑ったが、同期のゆりやんレトリィバァらからは「凄いなあと喜んでくれました。嬉しかった」と頬を緩めた。

R-1優勝の濱田、優勝賞金500万の使い道を「撤回」 会見では「車買う」も…

ネタ時間3分どうやって測った?なぜ漫談家に?

視覚障害の漫談家・濱田祐太郎 正統派しゃべくり芸でR-1圧勝 3795人の頂点に

濱田は先天性の弱視で、左目はまったく見えず、右目は明るさを確認出来る程度。白杖を持って立った舞台では、盲目の「あるあるネタ」をポップに展開し、ファイナルでは21票中12票を獲得する圧勝だった。

視覚障害の漫談家・濱田祐太郎 正統派しゃべくり芸でR-1圧勝 3795人の頂点に

本番ではネタ披露は3分というルールがあるが、当日の司会を務めた宮司愛海アナは「どうやって時間を計るんですか?」と質問。濱田は「一応、視覚障害者が使う時計があって、音声で何時と教えてくれたり、ストップウォッチの機能もあって、何分何秒と音声で言ってくれるのでそれで時間を計りながら練習しました」と説明。自宅での練習の時だけ時計を使い、ネタと時間の感覚を体にすり込み、本番では時計は使わず舞台に立った。

R-1優勝の濱田、優勝賞金500万の使い道を「撤回」 会見では「車買う」も…

幼少時から、音だけで触れてきた漫才師に憧れていたが、「相方を作る社交性がなかったので」と漫談家という生き方を選んだ。自身を支える信念を聞かれ、「お笑いが好きだって言う気持ちかな…」と芸への情熱を語ったが、「あと女の子にモテたいという思い」と付け加え、笑わせることも忘れなかった。

視覚障害の漫談家・濱田祐太郎 正統派しゃべくり芸でR-1圧勝 3795人の頂点に

初の全国TV出演では「ズルズルにすべった」

盲目の漫談家・濱田祐太郎が初のお笑いレース決勝進出…NHK新人お笑い大賞

 若手お笑い芸人によるコンテスト「NHK新人お笑い大賞」の決勝進出者の発表会見が9日、大阪市内で行われ、盲目の漫談家・濱田祐太郎(28)が初のお笑いレース決勝に進出した。濱田は2013年4月のデビュー。322組が参加した予選を勝ち抜き、決勝進出8組に入った。

盲目の漫談家・濱田祐太郎が初のお笑いレース決勝進出…NHK新人お笑い大賞

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