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衝撃の「牡丹と薔薇」昼ドラに寄せて

 猫を飼っているために、諦めなければならないこと。それは花を飾ることです。花瓶の水を飲もうと花瓶を倒したり、花ビラを食べて中毒を起こしてしまったり、どうやら猫と花は相性が悪いようです。さて、花といえば「牡丹と薔薇」(2004年)というドラマが思い出されます。3月で終了する、東海テレビ制作のフジテレビ系昼ドラ枠(※1964年に放送開始。80年代の「愛の嵐」など嵐三部作、00年代の「真珠夫人」などがヒット。214作目で52年の歴史に幕)を代表する作品でした。

 もう、むちゃくちゃな話でしたよね(笑)。2人の娘が成長して大河内奈々子ちゃんと小沢真珠ちゃんの出番になるまでの序盤は、神保悟志さんと看護師役の私が主役を務めました。同棲相手の神保さんが自分を捨てて金持ちの娘と結婚しようとしているのを知り、彼を振り向かせるために水枕をお腹に入れて妊娠しているフリをして、もみ合った際に、スカートの中から水が噴き出してビショビショになったり…。

 さらに、彼がその女性に贈られたダイヤモンドのネクタイピンを奪って、「おいしい!おいしい!」と、私が食べてしまう場面など。後日、自分の体から出てきた、そのネクタイピンを手に「私が生んだんです!」と主張するくだりに至っては、コントの延長みたいで大爆笑をこらえながら演じていました。

 ああいう発想をするジョウハクさん(脚本家・中島丈博氏)に圧倒されっ放しで、番組の中からたくさんの衝撃的な語録(※「役立たずのブタ!」「パパ嫌(いや)、パパイヤよ!」「このイノシシ野郎!」など)が生まれました。

 ジョウハクさんの脚本では17歳の時に出演したNHKの「壬生の恋歌」(83年)が最初だと思います。「牡丹と薔薇」で気に入ってくださり、同じ昼ドラ枠で同性愛などをテーマにした「麗わしき鬼」(07年)や集大成的な「天国の恋」(13年)に、昨年11月から放送された「新・牡丹と薔薇」ではOGとして第1話に出させていただきました。

 「牡丹-」もそうでしたが、ふだんは昼ドラを見ない男性が録画して、まとめて見てくれていたそうです。4月以降は「オトナの土ドラ」として放送時間が土曜深夜になるとのこと。あの世界観を継承されるなら、確かにその時間帯の方がいいかもしれないですね。

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