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舛添知事辞職 嵐・櫻井父は立候補否定

 東京都議会本会議に出席した舛添要一知事=15日午後
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 ついに観念した。東京都の舛添要一知事(67)は15日、政治資金流用問題などによる都政混乱の責任を取り、川井重勇都議会議長(68)に辞職願を提出した。都議会は同日午後の本会議で、辞職に全会一致で同意、21日付での辞職が決定した。辞職に伴う知事選は7月末か8月初めの見通し。各党は後任候補選びを本格化させた。嵐・櫻井翔(34)の父として知られ、17日付で総務事務次官を退く桜井俊氏(62)はこの日、立候補を否定した。

 舛添氏は都議会本会議で、辞職の理由として「これ以上都政の停滞を長引かせることは耐え難く、私が身を引くことが一番と考えた」と述べた。在任期間2年4カ月。都知事は石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏に続き3代連続で任期途中の交代、2代続けて「政治とカネ」での辞職となった。

 都知事選は7月14日告示-31日投開票か、7月21日告示-8月7日投開票の見通し。投開票日が8月7日の場合、日本時間6日に開かれるリオデジャネイロ五輪の開会式に、次期開催都市東京の知事は不在で参加できない。2020年の知事選は東京五輪の開催時期と重なる可能性もあり、準備や運営に影響を及ぼしそうだ。

 舛添氏を巡っては、高額な海外出張費や公用車での別荘通い、政治資金の私的流用が浮上。今月6日に公表した弁護士の調査報告は、家族旅行の宿泊費や美術品代などの一部支出を「不適切」とした上で、政治資金規正法などに使途の制限がなく「違法性はない」と判断した。

 舛添氏は記者会見や都議会で、弁護士の調査を理由に詳細な説明を避け、一貫して知事続投に執着。14日の議会運営委員会理事会では、涙ながらに延命を懇願していた。

 都庁には9日までに都民から3万2千件以上の意見が寄せられ、ほとんどが知事への批判だ。舛添氏は海外出張費や公用車の問題では「事務方が決めた」と責任をなすりつける発言を繰り返しており、ある幹部職員は「こちらに泥をかぶせた時点で、見限った」。

 共産の都議は「知事は五輪を理由に辞職を避けようとしたが、国民は知事がリオデジャネイロ五輪に行くことが世界に恥ずかしいと思っていた」と指摘。舛添氏は、世論の反発を見誤った。

 なお、都によると、舛添氏には退職金として約2200万円が支払われる。返納は、公選法が公職者らに禁じる「選挙区内での寄付」に当たる可能性があり、難しいという。

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