事件発生から30年でようやく判決 カリスマ的ラッパーの殺害、回顧録で自ら関与示唆の元ギャングに有罪評決

 ラッパーの「2パック」ことトゥパック・シャクールさん殺害事件で、デュエイン・“ケフィーD”・デイビス被告に有罪評決が下された。ヒップホップ界のアイコンだったトゥパックさんは1996年9月、25歳で銃撃を受けて死亡。8月31日、陪審は3時間ほどの評議の末、殺人事件の裁判で評決に達した。

 無罪を主張していたデイビス被告は、凶器を使用した第一級殺人罪で有罪と判決が下された。これにより仮釈放なしの終身刑に処される可能性があり、量刑言い渡しは10月13日に予定されている。

 元ギャングのボスであるデイビス被告は、事件を主導したとして起訴され、8月17日からラスベガスで裁判を受けていた。2023年に逮捕・起訴されており、この事件でこれまでに逮捕された唯一の人物となっている。

 複数のインタビューや2019年発表の回顧録の中で、デイビス被告は事件への関与を認めており、車に同乗し、甥のオーランド・アンダーソンに凶器を手渡した後、同人物がラッパーを死に至らしめる銃弾を撃ったと主張してきた。

 回顧録では、処刑さながらの銃撃の直前、トゥパックさんが武器に手を伸ばそうとしたように見えたため、自分たちの側が先に発砲したと主張している。

 8月の冒頭陳述で、ビヌ・パラル検察官は、トゥパックさんがアンダーソンを襲撃した後、デイビス被告が「復讐行為」として殺害を計画したと陪審に説明した。

 高い評価を得ていたトゥパックさんは世界で7500万枚以上のレコードを売り上げ、死去当時、同じくラッパーで6カ月後に銃撃で死亡することとなるノトーリアス・B.I.G.との有名な対立関係のさなかにあった。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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