高速鉄道ユーロスターがロンドン-スイス直通の構想を検討 所要は約5~6時間、航空便がライバルに

 英仏海峡トンネルを通って英国とヨーロッパ各地をつなぐ高速鉄道「ユーロスター」は、フランス国鉄(SNCF)、スイス連邦鉄道(SBB)とともに、ロンドンとチューリヒ、バーゼル、ジュネーブなどスイス主要都市を結ぶ高速鉄道の可能性を検討する覚書に署名した。今回の合意は、新たな国際鉄道リンクに向けた長期計画における「重要な節目」と位置づけられている。

 この動きは、SNCFとSBBが協力関係を2032年まで延長することで合意してきた流れを受けたもの。3社は、英国とスイス間の直通鉄道に対する需要は高いとし、現在ロンドンがスイスからの航空路線で最も利用者の多い目的地である点を挙げている。

 各社は「国際鉄道旅行への需要は高く、ロンドンとスイスを結ぶ路線には大きな可能性がある」と強調。調査によれば、直通運行が実現した場合、所要時間はおよそ5~6時間になる見通しだという。

 今後は、具体的なダイヤや運行体制について検討を進め、可能な限り早期の開業を目指す。ただし、そのためには大規模なインフラ整備や政府間の合意が不可欠で、現実的な運行開始時期は2030年代になるとみられている。

 今回の検討は、短距離航空便に代わるより環境に配慮した移動手段として、欧州の鉄道各社が国境を越えた路線拡大を進めている流れの一環でもある。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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