ニコール・キッドマン「看取り士」への道、研修参加を告白 母との別れがきっかけ、最期を支える存在

 女優ニコール・キッドマン(58)が、「死のドゥーラ(看取り士)」になるための研修を受けていることを明かした。死のドゥーラとは、終末期の患者や家族に寄り添い、精神的・実務的な支えを担う専門家のことだ。医療行為は行わず、対話や環境作りを通じて、本人の尊厳を守り、家族の心のケアを行う「看取りの伴走者」としての役割を果たす。

 ニコールは、自身の考えについて「少し奇妙に聞こえるかもしれない」と前置きしつつも、2024年9月に84歳で亡くなった母ジャネル・アン・キッドマンの最期に直面した経験がきっかけだったと語った。ニコールと妹のアントニアが母を看病する中で、家族だけでは補いきれない限界を感じ、「偏見なくそばにいて、ただ慰めとケアを提供してくれる存在」の必要性を痛感したという。

 「サンフランシスコ・クロニクル」紙によると、ニコールは2026年11月4日、サンフランシスコ大学で開催された「シルク・スピーカー・シリーズ」の講演で、「それが自身の活動の幅を広げる一環であり、これから学んでいくことの一つだ」と述べたという。

 ニコール以外にも、死のドゥーラへの関心を明かしている著名人は存在する。2021年には、ライリー・キーオがトレーニングを受けたことを公表した。2020年に弟ベンジャミン・キーオを、2023年に母リサ・マリー・プレスリーを亡くしたライリーは、「他者のために尽くすことが、自分自身の悲しみを乗り越える助けになった」と「ニューヨーク・タイムズ」紙に語っていた。

 また、映画「ノマドランド」(2021年)の監督として知られるクロエ・ジャオ氏も、同様の研修を受けた一人だ。ジャオ監督は、死への強い恐怖が「人生を十分に生きること」を妨げていたと説明。死の医療化が進み、死が人生の自然な一部と見なされなくなった現代社会において、研修を通じて死への理解を深めることが、心を開いて愛することに繋がると語った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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