高速道路に起きたシロップの津波 路面は巨大な「りんご飴」状態 カリフォルニアでまさかの光景
カリフォルニア州の高速道路の一区間が、トラックの横転により巨大な「朝食のトッピング」大惨事と化した。10号フリーウェイ一帯に粘り気のあるシロップの津波が押し寄せ、作業員たちは9時間近くも大混乱に陥ることとなった。
カリフォルニア州高速道路パトロール(CHP)によると、事故が発生したのは16日の午前11時20分頃で、フォンタナ市のシトラス・アベニュー出口付近の西行き車線でトラックが横転。破断したトレーラーからは数百ガロンものシロップがアスファルトの上に直接流れ出し、瞬く間に路面全体を厚さ約1インチ(約2.5センチ)の粘着層で覆い尽くした。
いつものラッシュアワーの渋滞を予想していたドライバーたちが遭遇したのは、まるで「暴走したパンケーキのCM」のような光景で、この事故により「シグアラート(重大渋滞警報)」が発令され、後方の車列は5マイル(約8キロ)以上にわたって停滞。すべての車両が一般道への迂回を余儀なくされた。
清掃チームはすぐに簡単に拭き取れるような代物ではないと判断し、州交通局(Caltrans)はまず吸収剤の使用を試みたが、シロップの粘着性は予想をはるかに上回り、路面は巨大な「タフィー・アップル(りんご飴)」のような状態に変貌。事態が刻一刻と厄介さを増す中、最終的には散水車で液状化させたのち、工業用バキューム車を投入してシロップを直接吸引するという異例の作戦が取られた。
作業員たちが甘い液体の流出と格闘する間、西行きの全4車線は9時間近くにわたって閉鎖。シロップの光沢がすっかり失われた後の午後8時頃、ようやく通行が再開された。なお、この事故による負傷者の報告はない。
(BANG Media International/よろず~ニュース)
