人気ヒップホップグループのメンバーに懲役14年判決 資本家から157億円を受け取る国際的詐欺事件で有罪に

 ヒップホップグループ・フージーズのプラーズ被告に懲役14年の判決が下された。マレーシアの資本家ジョー・ロー氏から、バラク・オバマ、ドナルド・トランプの両政権に対し影響力を駆使するため1億ドル(約157億円)を受け取ったとする国際的な詐欺事件において、2023年4月、選挙資金法違反などを含む10件の罪で有罪判決を受けていた。

 プラーズ被告は判決が読み上げられる前、法廷で発言することを拒んだというが、担当弁護士はこの判決について「この罪に対して判決が全く不釣り合い」だとして、控訴する構えを見せている。

 懲役3年を求めていたプラーズ被告側は、この判決はテロリストや麻薬組織のリーダーたちに与えられるレベルだとして、「あまりにも重い」としているが、検察側は「この犯罪の深刻さ、祖国への危険を顧みない無関心、そしてその強欲の甚大さを反映すべき」だとしていた。

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