キアヌ・リーブス 盗難被害品返還でFBIIに感謝の手紙 「ジョン・ウィック」特注ロレックスも回収

 俳優キアヌ・リーブス(61)が、2023年にロサンゼルスの自宅で発生した盗難事件で奪われた私物の一部が返還されたことを受け、FBIに感謝の意を表した。盗品の中には、代表作「ジョン・ウィック」シリーズで使用された特注のロレックス腕時計も含まれていた。

 米国当局はチリの関係機関と連携し、盗品の一部を特定・回収。今年7月に品物が発見され、その後キアヌの元に返還された。その中には、総額約12万5000ドル(約2000万円)相当の腕時計6点も含まれていた。

 キアヌ自身も「ジョン・ウィック」シリーズで、空き巣被害をきっかけに復讐に乗り出す元殺し屋を演じている。

 キアヌは「深い感謝と敬意を込めてこの手紙を書いています。尽力と献身、そして国境を越えた協力に心から感謝します」と綴った手書きの感謝状をFBIに送付している。

 FBIロサンゼルス支局のアキル・デイヴィス副局長は声明で、「この事件は、チリ当局やロサンゼルス市警との優れた国際協力の好例です」と述べ、「米国では空き巣は地域犯罪とされていますが、FBIはローカルパートナーと連携し、重大窃盗タスクフォースなどを通じて情報共有を行っています」と説明した。著名人だけでなく一般市民も被害に遭うことから、FBIはこうした犯罪への対策に尽力していると強調している。

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