PTSD公表の女優もこなす歌姫 迷惑系ユーチューバーに抱きつかれた 新作映画のプレミアで
シンガーソングライターで女優のアリアナ・グランデ(32)が、13日に新作映画「ウィキッド 永遠の約束」のシンガポールプレミアで、乱入してきた男に抱きつかれる事件が起きた。アリアナが共演で女優のシンシア・エリヴォ、ミシェル・ヨー、俳優のジェフ・ゴールドブラムらと共にイエローカーペットを歩いていたところ、迷惑系ユーチューバーとして知られるオーストラリア出身のジョンソン・ウェン氏が、バリケードを飛び越えて、アリアナの元へと突進、肩を組んで飛び跳ねた。
シンシアが警備員よりも先に明らかに怯えた様子のアリアナからウェン氏を突き放し、ミシェルと共にハグをしてアリアナを落ち着かせる様子が動画に捉えられている。
ウェン氏はこの件で、公共の場での迷惑行為の罪で起訴されたと報じられている。
迷惑行為で知られるウェン氏は、今年の6月に行われた歌手のケイティ・ペリーのシドニー公演や昨年12月の音楽グループ「ザ・チェインスモーカーズ」のコンサートのステージにも乱入していた。
アリアナは、2017年のマンチェスター・アリーナでの公演終了直後に発生した自爆テロ事件で、22人の死者と大勢の負傷者を出す大惨事を経験、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を公表しているため、今回の一件が「再びトラウマを引き起こす」のではないかと心配の声が上がっている。
