リアム・ギャラガー、豪州公演での観客への発炎筒投げ込みに激怒

 オアシスの再結成ツアー初のオーストラリア公演で、観客席に発炎筒が投げ込まれる騒ぎが起き、ボーカルのリアム・ギャラガー(53)が激怒した。事件は10月31日(金)、メルボルンのマーベル・スタジアムでのライブ終盤、『シャンペン・スーパーノヴァ』演奏中に発生。密集したフロア席に2本の発炎筒が飛び込み、観客の安全が脅かされた。

 ステージ上では、リアムと兄ノエル・ギャラガーが不快な表情を見せ、リアムは「ノーティ、ノーティ(悪い子だ)」と口を動かしながら指を振ったが、演奏は中断されなかった。

 公演後、リアムはXで怒りを爆発させ、「昨夜メルボルンのライブで発炎筒を投げ込んだ奴、お前は本当にイカれてる。必ず報いを受けることになる」と投稿。過激な言葉で行為の危険性を強調した。

 観客の一人、ヴァージニアさんは、13歳の娘とともに安全を懸念して途中退場したそうで、「光が見えるたびに火事かと思いましたが、すぐに収まりました」と話している。

 今回の事件は、再結成ツアーの盛り上がりに水を差す形となり、アーティストとファンの安全意識が改めて問われる出来事となった。

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