大御所俳優 若い頃の自分へのアドバイスは「神に祈れ!もっと祈れ!もっと、もっと!」
俳優のデンゼル・ワシントン(70)は、若い頃にもっと信仰に積極的に取り組んでいればと思っているそうだ。昨年洗礼を受け、牧師の資格を取得したデンゼルは、俳優としてのキャリアとその成功に満足しているものの、若い頃の自分へのアドバイスがあるとすれば「神とより深く繋がれ」だという。
米メディア『エクストラ』に若い頃の自分からアドバイスを求められたらと聞かれたデンゼルはこう話す。「もっと祈れ。それだけだ。もっと祈れ。それが若い頃のデンゼル・ワシントンに伝えること。もっと祈れ。膝をついてもっと」
現在デンゼルは、黒澤明監督の『天国と地獄』のリメイク作となる新作映画『ハイエスト・2・ローエスト』のプロモーション中。同作では身代金計画の標的となる音楽界の重鎮を演じており、監督のスパイク・リーとは5度目のコラボレーションとなる。「『昔のように』とは言いたくないけれど、(リーとのタッグが)また復活さ」「彼は私を放っておいてくれる。私は彼が何をしているのか知らない。そして素晴らしい俳優チームを作り上げた。ウェンデル・ピアース 、ジェフリー・ライト、マイケル・ポッツ、私、そして若いエイサップ(ロッキー)を集めて実現となった」
一方で昨年のクリスマスの数日前にデンゼルは、ニューヨークのハーレム地区にある教会で特別な洗礼式を済ませていた。「ケリー・テンプル・チャーチ・オブ・ゴッド・イン・キリスト」のクリストファー・ブライアント大司教によるとデンゼルはこう話していたという。「1週間後に私は70歳になります。時間はかかりましたが、私はここにいます。神が私のためにしてくれたのなら、あなたにそれをしないはずがない。制限するものは無しだ」
ちなみにデンゼルとの間に4人の成人した子供がいるポーレッタ・ワシントンも、夫の精神的な成果を誇らしく思うと語った。
洗礼後にデンゼルは洗礼証明書と牧師免許証を手に写真を撮影、この免許証は将来デンゼルを牧師に叙任するためのものとなっている。
