「007」シリーズ全25作、ストリーミング配信解禁へ

 映画「007」シリーズの全作品がストリーミング配信されることが決まった。6月から32カ国でAmazonプライムビデオのチャンネル「MGM+」を通して追加料金なしで視聴可能となる。

 故ショーン・コネリーが初めてジェームズ・ボンド役を務めた1962年作『007は殺しの番号』からジョージ・レーゼンビー、故ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンによるボンドも含め、ダニエル・クレイグによるボンド5作目にしてラストとなった『ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで全25作品が解禁、月額500円で見ることができる。

 MGMは2021年5月にAmazonが85億ドル(約1.2兆円)で買収、同シリーズはプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンが退き、今年の2月に製作に関する全権利がAmazonに渡っていた。

 ちなみに26作目となるシリーズ最新作はエイミー・パスカルとデヴィッド・ハイマンがプロデュースを担当、Amazon MGMスタジオは先月にラスベガスで開催されたシネマコンの席で「エキゾチックで新鮮な新章」をお届けすると約束していた。

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