人気俳優 大ヒットドラマのオーディションで大ウソ→見事役を手に入れる

 「ハリー・ポッター」シリーズのルシウス・マルフォイ役で知られる俳優のジェイソン・アイザックス(61)がドラマ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート』のオーディションでウソをついていたという。ジェイソンはHBO配信の同ドラマの最新シーズンで、裕福な実業家ティモシー・ラトクリフを演じている。

 オークションまで同ドラマを見たことがなかったというジェイソンは、オーディションでクリエイターのマックス・ホワイトとエグゼクティブ・プロデューサーのデヴィッド・バーナードとのやり取りを回想、ピープル誌に「初めて言うことだよ。マイクとデイヴにウソをついて(同ドラマの)大ファンだって話したんだ」と明かした。

 妻エマ・ヒューイットとの間に22歳と19歳の娘がいるジェイソンは、急いで同ドラマの前シーズンを見たそうで、「オーディションの後、シーズン1と2を見たんだ」「私が見ていなかった唯一の理由は家族が自分抜きで見始めたからさ。皆ドハマりしていてシーズン2が始まってから『見なよ』って言われたけど、こっちは『シーズン1を見たい』って感じで、見逃したままでね」「1日半で全部見たよ」「なぜ大騒ぎになったのかもわかって、ファンになった。その時には確か役が決まっていたけどね」と続けた。

 そんなジェイソンは、同ドラマのシーズン3の、酷暑で騒音によりエアコンも無かったタイでの撮影エピソードについて最近タイム誌にこう明かしていた。「親密なシーンの撮影なんだけど、キャストが悪臭を放っているんだ。1日が終わるころには汗と化粧でびっしょりでね。コテで服をはがせるし、詰め物が溶けるくらい(の暑さ)だった」「不平を言うのはおこがましいし、世界では酷いことが起こっている。でもこりごりだったよ」

 記録的な暑さだったそうで、多くのクルーが体調を崩し、撮影現場ではクールダウンのための「アイスクーラーやアイソトニック粉末の小袋」が散乱していたそうだ。

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