10代から活躍の人気歌手 ポップスターの自分に疲弊?「ある時点でそのキャラクターに飽きる」

 歌手のアリアナ・グランデ(31)が、ポップスターというステータスに疲れ気味のようだ。

 10代でニコロデオンのシットコム『ビクトリアス』で女優として有名になり、その後7枚のアルバムを発表しシンガーとして大成功、主演映画『ウィキッド ふたりの魔女』のヒットも記憶に新しいアリアナがハリウッド・リポーターにこう明かしている。「ある時点でポップスターというキャラクターに飽きる。なぜってそれはキャラクターだから」「曲作りの中で、自身や自分の物語が織り込まれる。でもそれが伝わりセンセーショナルになることで、自分から遠のいていく。根底にあるのはアートを愛するボカ(ラトン)出身のただの女の子。ゆえに、ある仮面を取り別のものを付けてこのキャラクター(『ウィキッド』のグリンダ)の中に消えていくことは深い癒しの類だった」

 シンガーとして苦痛な思い出もあるものの、自分の音楽を恨むことは決してないとアリアナは続ける。「痛みがなくなることはないと思う。でも私はアーティストでこれは自分が選んだ道。音楽を恨まないようにしている」

 テレビで名声を得る前に『13:ザ・ミュージカル』でブロードウェイデビューしたアリアナは当時をこう振り返ってもいた。「ずっとブロードウェイ・ガールでいようと思っていた。つまりそれは自分の夢だったから。ニューヨークで週に8本ショーに出演する。その傍らで音楽をして、それを聞きたいと思う人がいるかもって考えていた」

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