人気俳優の名作映画復活を否定 「魔法のように元に戻す」計画はない

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のケヴィン・ファイギ社長が、 ロバート・ダウニー・Jr.の「アイアンマン」復活を完全否定した。

 2008年の『アイアンマン』から2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで、11本の映画でトニー・スタークとそのスーパーヒーローの分身を演じているロバートについて、ファイギ社長は、シリーズの今後の作品で、同キャラクターの死を「魔法のように元に戻す」計画はないと語った。

 ロバートが同役に戻る可能性はあるかとヴァニティ・フェア誌からの質問にファイギ社長は「僕たちはあの瞬間を守るつもりだし、二度と触れないつもりだ。あの瞬間にたどり着くまで、僕たちはみんな何年も懸命に働いてきたんだ。私たちは、魔法のようにそれを元に戻したいとは決して思っていない」と答えた。

 また、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の共同監督を務めたジョー・ルッソは、キャストとスタッフが「撮影最終日に涙の別れを告げた」とし「みんな感情的になっていた。ダウニーとこれが最後だと約束したんだ」と語った一方、同作の共同監督でジョーの兄アンソニー・ルッソはトニーの最後の台詞の撮影について、「彼がカムバックした時、私たちは彼がトニー・スタークとしてオーディションを受けた場所のちょうど反対側で撮影していた。だから彼のトニー・スタークとしての最後の台詞はちょうどその役を勝ち取った場所から数百フィートしか離れていないところだった」と振り返った。

 一方で、ファイギ社長は以前、「それは純粋に、マーベルの取締役会が色々口を出してきて、過去に法的トラブルを起こしたことで有名な人物について神経質になっていたということに尽きるんだ」と明かし、マーベル・エンターテインメントが当初、ロバートをアイアンマン役に起用したくなかったのは、本人の過去に問題があったからだと認めていたほか、「僕はノーと答えるのが得意じゃなかったし、今も得意じゃない。でも、自分の思い通りにしようと威張り散らすこともない」と語っていた。

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