「ジョーズ2」元子役が死去、享年56歳 悪性脳腫瘍の膠芽腫で闘病も力尽く

 1978年作『ジョーズ2』で少年ショーン役を演じたことで知られるマーク・ギルピンが死去した。56歳だった。悪性の脳腫瘍である膠芽腫(グリオーマ)との長い闘病生活の末、7月29日にテキサス州ダラスで帰らぬ人となったことを、姉で『そりゃないぜ!?フレイジャー』の女優ペリ・ギルピンが発表した。

 2022年5月には、「想像できないことに直面している」マークや妻カキ、10代の息子2人を助けるためにクラウドファンディングサイトGoFundMeでページが開設されていた。同ページによると、マークの脳には腫瘍が2つあったそうで、その中の1つは中心にあったため手術でとることができなかったものの、9月には、治療の効果が出ていることが報告されていた。

 マークは俳優を引退した後、ソフトウェアエンジニアに転向したが、ガンを宣告される直前に仕事を失っていたことから、企業医療保険を受けられない状況だったという。

 『ジョーズ2』でロイ・シャイダー演じるブロディ警察署長の次男に抜擢されたマークは、映画公開時はまだ11歳だった。その後ドラマ『白バイ野郎ジョン パンチ』や『ファンタジー・アイランド』、映画では『ローン・レンジャー』『イーストバウンド』などに出演した。

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