闘病生活の末に亡くなった大物女性歌手「最高のボディー」をファッションデザイナーが称賛

 ティナ・ターナーの衣装担当者がその「最高のボディー」を称賛した。腎臓の病気などで長年闘病生活を送った末、5月24日に83歳で死去したティナ。友人でファッションデザイナーのボブ・マッキー(84)によると、ステージ衣装が映える鍛え抜かれた肉体の持ち主だったという。

 ティナの衣装も含むロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館での展覧会「ディーヴァ」のオープニングに先駆け、「ティナは最後まですごい人だった」とガーディアン紙に話したボブ。自身がデザインし、1977年にティナが着用した通称「フレイム」ドレスは24日から始まった同イベントの目玉となっている。

 同ドレスはヌードカラーのコルセットに赤とゴールドのスパンコールのリボンがあしらわれたもので、太腿のあたりで揺らめき炎を想像させるデザインとなっている。この衣装についてボブはこう語る。「石器時代の女性のドレスといったところさ。古めかしいハロウィーンのコスチュームといった類のものではなかったね」「彼女は着こなしていたよ。最高の身体を持っていて、足もとてつもなく長かった。全てを駆使していた。ステージに上がったらロックンロールそのものだった」

 一方、ティナの死には絶句したそうで「彼女の体調が良くないことは知っていたけど、ティナを失うことはショックだった」「あの豪快な笑いに喜びをもらっていたよ。彼女は永遠だ」と続けた。

 また「ディーバ」の基礎として意志の強さを挙げたボブは「リハーサルでティナはダンサーたちに自分がして欲しい動きを正確に指導していたよ」と明かしてもいた。

 ネイキッドドレスの始祖として有名なボブ、マリリン・モンローがジョン・F・ケネディ米大統領に「ハッピー・バースデー」を歌った際のドレスは当時、ジャン・ルイのアシスタントだった23歳のボブのスケッチを基にジャンがデザインしたものとして知られている。

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