ポール・マッカートニー 年間で約2億6千万円を稼いだ投資先とは

 ポール・マッカートニーが、代替鶏肉に投資して一年間で150万ポンド(約2億6千万円)を稼いだ。ポールは、新型コロナが大流行していた時期に投資会社MPLベンチャーズを設立、植物由来の食品会社TiNDLEと、ABBAのアルバム『ヴォヤージ』に携わった音楽技術系のスタートアップ企業の両方に資金を投入しており、どちらもすでに成功を収めている。

 ある関係者は、ザ・サン紙にこう語っている。「ポールは多才な人で、新しいビジネスで大金を得ています」「彼はこの投資会社を使って、成長中のビジネスに資金を投資しており、とても上手くいっています」「これまでのところ、米国で代替鶏肉を製造しているTiNDLEに資金を提供しており、英国にもこの製品を届けたいと考えています」「また、英国を拠点とする音楽技術系のスタートアップ企業Audooにも投資しています」「株式市場ほど伝統的ではないかもしれませんが、ポールに配当が支払われているのです」「今週の決算では、現在150万ポンド(約2億6千万円)の資金があります。それは全て、これらの巧みな投資のおかげなのです」「ポールは常に次の大きなものを探していて、力強い滑り出しを見せています」

 そんなポールは、1998年にがんで亡くなった妻リンダと共に1975年にベジタリアンになり、リンダはその後、ベジタリアンやビーガン向けの商品を専門に扱うリンダ・マッカートニー・フーズを立ち上げ、現在も人気を博している。

 ポールは、2009年に週に一度、動物性食品を食卓に出さないことを奨励する「ミート・フリー・マンデー」キャンペーンを始め、世界中の何百万人もの人々が取り入れている菜食主義の先駆者であることを誇りに思っている。

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