超人気グループのメンバー、初アルバムを酷評「最低だった」 脱退メンバーも批判

 歌手のルイ・トムリンソン(30)が、ワン・ダイレクション時代の初アルバムは最低だったと酷評した。2010年英オーディション番組『Xファクター』で、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ゼイン・マリク、ナイル・ホーランらと結成されたワン・ダイレクションだが、結成されてから12年たったことを受けて発言したかたちだ。

 ポッドキャスト番組『スモールズィーズ・サージャリー』に出演したルイは、「12年前の今日、バンドは結成されたけど、最初のアルバムは最低だった」と振り返っている。また現在ソロアルバムの2作目を製作中のルイは、大成功した同バンドと同じように成功を収めることが出来るかどうかという大きなプレッシャーを感じていることを認め「まだ勿論、良い曲を届けなきゃならないっていうプレッシャーがある。ワン・ダイレクション程のバンドから飛び出して、自分でやって行こうとがんばっているんだ」と語っている。

 1Dの元メンバーで、自身らの曲を批判したのはルイだけではなく、ゼインも脱退した1年後の2016年に「平凡極まりない」と批判していた。「自分の創造性をバンドで試す余地が全然なかった」「もし僕がサビやAメロを少しだけRB風とか自分風に歌ったら、彼らが使えるストレートなバージョンの平凡極まりないポップなものになるまで50回レコーディングさせられた」「何か提案してもいつもこれは僕らに合わないってって感じだった。マネージメントは既に僕らに何をやって欲しいかの考え方があって、僕らは自分たちが売っているものに確信が持てなかった。音楽の背景には僕は100パーセントはいなかった。あれは僕じゃない。あれは僕らに既に与えられた音楽で、僕らはただ、この音楽を売っていくと言われただけだった」

 一方で、酷評はしたものの、今月の初めにルイは、1Dのことをすごく誇りに思っていると、次のように発言している。「全てのインタビューで(バンドのことを)問題なく話せるよ。誇りに思っているからね。」「『ワン・ダイレクション』の頃のことがとっても誇りだよ。特にあんなに若いうちにやるなんて、信じられないようなことだった。すばらしい思い出だよ」

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