有名監督、カンヌ国際映画祭出品を否定

 映画監督のデヴィッド・リンチ(76)は、今年のカンヌ国際映画祭に新作を出品する予定はないという。「ツイン・ピークス」などで知られるリンチ監督によると、来月フランスで開催される同映画祭に新作を出すという話は「全くの噂」でしかないそうだ。

 リンチ監督はエンターテイメント・ウィークリー誌に「新しい映画を出す予定はない。全くの噂だ。ここで言っておくが、そんなことにはならない。私は作品なんてないし、カンヌに出すものもない」と明言した。

 だが、創作活動は続けているそうで「絵と彫刻を毎日やっているよ。あと(自身が監督した)『ロスト・ハイウェイ』の色やタイミングの調整をしている」と続けている。

 14日(木)に公式ラインナップが発表される第75回カンヌ国際映画祭へのリンチ監督作品の出品をバラエティが報じたことから噂が広がったようだ。今年のラインナップでは、トム・クルーズの「トップガン マーヴェリック」とオースティン・バトラー主演のエルヴィス・プレスリー伝記映画「エルヴィス」が最も注目を浴びている。

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