有名女優が撮影で身の危険を感じていたと告白 「私は安全だとは感じられなかったの」

 シャーリーズ・セロン(46)が、『マッドマックス/怒りのデス・ロード』撮影現場でトム・ハーディ(44)と激しい口論になった後、身の危険を感じていたことを明かした。

 同2015年作の撮影中、シャーリーズとトムの間に確執があったことは有名だが、同作に関する新書の中でシャーリーズが「良い結果を招く職場環境じゃなかった」と当時を振り返った。

 USAトゥデイ紙によると、カイル・ブカナンの新刊『ブラッド,スウェット クローム:ザ・ワイルド・アンド・トゥルー・ストーリー・オブ・マッドマックス:フューリー・ロード』には、シャーリーズがトムとの関係についてこう語っているという。

 「車の前部座席に座る両親のようだった」

 「私達は喧嘩しているか、お互いに冷たく振舞っているかのどちらかだった」

 「どちらがより悪いのか分からないけど。そして(私達の共演者は)後部座席でそれに対応しなければならなかったの」

 「酷いものよ!良い結果を招く職場環境じゃなかったわね。心から謝るわ」と振り返っている。

 カメラ技師のマーク・ゲルニヒトは、トムが3時間遅れて撮影現場に姿を現し、シャーリーズがその態度は「失礼」であり、巨額の罰金を支払うべきだと指摘した時のことをこう話す。

 「トムは『俺に何て言ったんだ?』ってシャーリーズに詰め寄りました。かなり攻撃的でしたね」

 「彼女は本当に怯えていました。そこがターニングポイントでしたね。『私に誰か警護が欲しい』って言ってましたから」

 「そこで、プロデューサーの1人が彼女と常に一緒にいることになったのです」と明かしている。

 しかし、シャーリーズはそのプロデューサー、ダグ・ミッチェルが男性であったことから「1人の男性がもう1人の男性を許している」だけだと感じたそう。

 「手に負えないところまできていて、女性プロデューサーを送れば、いくらかは均等が取れると感じられた」

 「ダグが言ってくることの多くは、言ってしまえば、1人の男性がもう1人の男性の酷い行動を許していたわけで、私は安全だとは感じられなかったの」と説明している。

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