世紀のイケメン俳優 事故で頭部損傷し死亡 37歳の若さ

 フランスの俳優ギャスパー・ウリエルがスキー事故で死亡した。『ハンニバル・ライジング』などで知られ、マーベルの新作ドラマ『ムーンナイト』にも出演しているギャスパーが18日、フランスのローヌ・アルプ地方サヴォア県でスキー中、別のスキーヤーとの衝突事故で重体となり、ヘリコプターでグルノーブルの大学病院に搬送されたが、37歳の若さで帰らぬ人となった。

 ギャスパーは、当初「頭部損傷で重体」と報じられていたが、その後エージェントが死亡を明らかにした。

 現在事故に関し調査が行われているが、同地の警察によると、雪が固くなっているためここ数週間は1日5、6回ほど救助隊が出動している状態だという。

 新作ドラマ『ムーンナイト』では、ミッドナイトマン役を演じているほか、香水ブルードゥシャネルの顔を務めていたギャスパーは、母国フランスでは高い人気を誇り、2003年作『かげろう』などで注目を集め、2004年にマリオン・コティヤールやオドレイ・トトゥ、ジョディ・フォスターと共演した『ロング・エンゲージメント』でフランスのアカデミー賞といわれるセザール賞の有望若手男優賞を受賞している。

 ギャスパーには、モデルの恋人ガエル・ピエトリとの間に6歳の息子がいる。

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