大物ギタリスト自慢の邸宅が鉄砲水で汚水にまみれる 貴重品の数々がヘドロに

 ブライアン・メイの自宅が鉄砲水に襲われた。ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校の名誉研究員に選ばれたブライアン、その式典に出席後、ロンドン西部ケンジントン地区にある自宅に妻アニタ・ドブソンと一緒に戻ると悲惨な光景がそこにはあったという。

 自宅の被害状況の記録動画と共にブライアンはインスタグラムに「ロイヤル・ホロウェイでの素晴らしい1日の後、帰宅すると恐ろしいことが待っていた。下の階は床に下水が氾濫して水浸し、カーペットやラグ、僕らにとって貴重品の数々が悪臭のヘドロに塗れていた。最悪だね。そして心を痛めている。侵略されて冒涜されたように感じる。アニタが地階の床に置いていた思い出の品もほとんどがびしょ濡れで台無しになった」とつづった。

 さらに「僕は何か月か前に森林火災の恐れを理由に、子供の頃の本当に大事なアルバムやスクラップブックを自分のスタジオから避難させていた。で、安全な場所としてどこに閉まったか?ケンジントンのここの地階だ。皮肉だね。今日という日がめちゃくちゃになってしまった。絶望している。ただの物かもしれない。でも写真が消えていくのは未来へ戻る感覚、僕のたくさんの過去がぬぐい取られるような気分だ」とした。

 同地区の下水システムの問題について、自治体は住民らへの注意を怠ったとして「怒りがわくよ。歴史的に150年間、ケンジントン地区は雨で浸水したことはない。今回起こった理由は?この地域の地階でここ10年間問題になっていたことの結果さ。ケンジントン・チェルシー地区の自治体は何年も前に、地階の拡張を深くまでやりすぎると、僕らの生活空間の下にある帯水層を妨害し、排水システムが無効になってしまうと警告を受けていた」と怒りを隠せない。。

 一方、自治体は今回の事故についてこう声明を発表している。「突然の集中豪雨で鉄砲水がロンドンの地区で発生しています。市内に被害と混乱が出ており、ケンジントン・チェルシー地区のみではありません。また地階との関係性はありません」

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