バラク・オバマ元米大統領が同級生に鼻パンチ! その理由は…

 アメリカ元大統領バラク・オバマ氏(59)が、人種差別に関する自身の子供の頃の経験について振り返った。かつて同級生に人種差別的な蔑称で呼ばれ、その友人の鼻を折ったことがあるという。

 ブルース・スプリングスティーンのポッドキャスト番組「レネゲイズ:ボーン・イン・ザ・USA」に出演したオバマ氏は、学生時代、友人とバスケットボールをしている最中に口論となり、人種差別的な蔑称で呼ばれた過去を吐露、友人がその蔑称の意味に無知だった可能性はあるものの「これを言うことで相手を傷つけることができる」と分かっていたとオバマ氏は続ける。そして「私たちはロッカールームにいて、私は彼の顔にパンチして鼻を折ったのを覚えています。彼には『2度とそんなことを言うな』『僕は貧しいかもしれない。無知かもしれない。意地悪かもしれない。醜いかもしれない。自分自身を好きでないかもしれない。不幸かもしれないけど、決してこれではない、分かるか?僕は君ではない』と話しました」と回想した。

 これまでオバマ氏は人種問題について常にオープンで、昨年6月のジョージ・フロイドの死に対する抗議デモにおいて、こう語っていた。「ここ数か月は、困難で意気消沈させるものでした。パンデミックの恐れ、悲しみ、確信のなさ、困難は、偏見と不平等が依然としてアメリカの生活の多くを形作っているという悲劇的な事件によって悪化しました」、「しかし、この数週間、各地域で、各人種の若者達の活動が活発化しているのを見て、私は希望を抱いています」。さらに「将来、当然の怒りを平和的で持続的かつ効果的な行動へと導く。最大限の理想の実現に向け我が国が歩む長い道のりにおいてそれができれば、その瞬間に真のターニングポイントとなる可能性があります」と続けていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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