ベッカム、大麻入り商品ビジネスに参入 12億円集める目標掲げ

 デビッド・ベッカム(45)が、大麻を使用したスキンケアビジネスに投資している。友人でデビッド・ベッカム・ベンチャーズ(DBVL)の共同設立者でもあるデヴィッド・ガードナーと共に、スキンケアブランド、セルラー・グッズの少数株式を購入、同ブランドの社外取締役として大麻ビジネスに参入した。

 スキンケア及びアスリートの回復を助ける大麻入り商品を開発している同ブランドに関して2人は、ロンドン証券取引所(LSE)にて2000万ポンド(約29億円)の評価額で取引をする意向だそうで、4日には小売株のシェアを通して800万ポンド(約12億円)を集める目標を掲げた。

 セルラー・グッズの最高責任者アレクシス・エイブラハム氏はこう話す。「消費者向けカンナビノイド会社として初のLSE上場を嬉しく思います。高品質のカンナビノイド商品の市場は急成長しています。カンナビノイドがウェルネスに繋がる原料の王様であることが証明されると信じています」

 今回、新たなビジネスを開始したデビッドだが、数週間前には妻ヴィクトリアとの経済状況が明らかにされていたところだ。先月イギリスの会社登記所に提出された書類によると、2人は2019年に1450万ポンド(約21億円)の収入を得ており、さらに昨年の中間配当として700万ポンド(約10億円)を受け取ったという。

 これらの収入の大部分は、アディダスやヘイグ・クラブといったブランドとも提携するDBVLがデビッドの肖像権から得たもので、年間収入は1620万ポンド(約23億円)、前年度の60万ポンド(約8700万円)増となった。

 一方のヴィクトリア・ベッカム・ホールディングス・リミテッド(VBHL)は250万ポンド(約3.6億円)増しとなる売り上げ3830万ポンド(約55億円)を記録するも、19年の税引前損失は前年の1250万ポンド(約18億円)を上回る1660万ポンド(約24億円)となった。ベッカム・ブランド・ホールディングス、サイモン・フラーのXIXエンターテインメント、プライベート・エクイティのNEOインベストメント・パートナーズが共同で所有するヴィクトリアの会社だが配当金の払い渡しはされなかったという。(BANG Media International/デイリースポーツ)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス