イケメン俳優が語った…名作のバッドエンドな続編「心理的に永遠に傷を負うんだ」

 ヒュー・グラント(60)は、ロマンティックコメディが「嘘」で、ハッピーエンドなんてないことを証明する内容なら「ノッティングヒルの恋人」の続編に出演してもいいと考えているそうだ。ヒューは同1999年作で、ジュリア・ロバーツ演じるハリウッド女優と恋に落ちる本屋店主ウィル・サッカーを演じていたが、前作でのラストシーンで結婚し、子供ができた2人がみじめな結果に終わる続編でない限り、出演するつもりはないという。

 ニコール・キッドマンと共演のHBOドラマ「ジ・アンドゥーイング」のプロモーションのため、質疑応答に出演したヒューはこう説明する。「僕が出演した数々のロマンティック・コメディのひとつで続編を作りたいね。映画で終わっていた、その後を描いてさ」「数々語られてきたハッピーエンドはひどい嘘だったと証明したいんだ」

 また「ノッティングヒルの恋人」に関しては「僕とジュリアに最悪な離婚を経験させたいね。すごく高い弁護士を雇い、愛の綱引きに子供を巻き込み、涙の洪水といったね。心理的に永遠に傷を負うんだ。そんな映画をぜひやりたい」と続ける。

 一方、ヒューは以前、いまだに「ラブ・アクチュアリー」が人気があるのがどうしてか分からないとコメントしていた。ヒューがイギリスの首相デヴィッドを演じた、クリスマスを背景に何組もの恋模様が描かれる同2003年作は、今でもクリスマス時期の定番映画となっているが、ヒューはそれほど愛されている理由が分からないとして「どうして『ラブ・アクチュアリー』が今でもこれほど人気があるのかは分からないね。クリスマスになると皆観ているし、それはいいことだけど。撮影で覚えていることって?あの、ダンスシーンの恐怖かな。僕が演じた最も耐え難いシーンだと思うよ。40代のイギリス人男性にとって朝7時、完全にしらふな状態でそうするのは簡単とは言えなかったね」と話していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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