人気ミュージシャンが語ったノーベル平和賞を受賞していたかもしれないスターとは?

 エルトン・ジョンはジョン・レノンがまだ生きていれば、ノーベル平和賞を受賞しただろうと考えているようだ。エルトンは1980年にニューヨークでファンに撃たれて帰らぬ人となったジョンが完璧な「宝物」だったとし、生きていたら名誉ある同賞を受賞していたと信じているという。

 ジョンとコラボや共演をしたことがあるエルトンはBBCラジオ2のジョン・レノン生誕80周年記念特番で、ジョンの息子ショーン・レノンにこう語った。「あなたのお父さんがまだ生きていたら、おそらくノーベル平和賞を受賞していただろうと思うよ。彼は人々を団結させ、彼の主張が何であるかを人々に理解させるために、あらゆる努力をする人だったからね。そして、多くの人々…FBIなどは彼に困難を与えたけど、思いとどまることがなかった。平和を愛し、聡明で、面白く、意見を持っている人で、宝物だった。今日、彼のような人々が必要だよ」

 一方、かつてエルトンはジョンに「かなり怯えていた」と明かしていた。「ジョンと僕はすぐに仲良くなったんだ。僕たちは2年ぐらい一緒につるんでいたかな。なぜ僕たちがそんなにうまくいったのかは分からないけどね。ユーモアのセンス?彼はとても親切で、すごく面白い人だった。なぜ気が合ったのかは分からないけど、彼は私のバンドや周りの人たちともうまくやっていたよ。そして、僕たちはそれは多くの楽しいことをしたよ。彼がカミソリのように鋭い性格なのを知っていたから、私は彼にかなり怯えていたんだけど、実際には僕と一緒にいる時はそんな姿は見せず、親切で面白い側面だけ見せてくれたよ」。エルトンとジョンの共演は1974年のニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンが最後だった。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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