ビリー・アイリッシュが、体型批判に反論するショートフィルムを公開した。ビリーは３月にワールドツアーで初公開していた「ノット・マイ・レスポンシビリティ」の映像をＹｏｕＴｕｂｅで公開。他人からの体型批判など気にしないというメッセージを送っている。

　おなじみのダボッとしたトップスをゆっくりと脱いでいく、その映像の中でビリーはこう呼び掛ける。「あなたは私のことを知っているの？本当に？あなたは私の意見に対して意見がある。私の音楽、私の洋服、私の体についても。私が着ている服を嫌いな人もいれば、好きな人もいる。それを他人の批判に利用する人もいれば、私の批判に利用する人もいる。何にせよ、私は常に見られている気分」「私がすることで見られないことは何もない。だから私はあなたの視線や非難、または安心を感じる一方で、それを気にしていたら私は一生、身動きが取れなくなる」

　そして、これまで向けられてきた批判を挙げ、「私が小さい方がいいの？弱い方が？ソフトな方が？背が高い方が？静かでいてほしい？私の肩が怒りを誘うの？私の胸が？私が生まれ持ったお腹、お尻、体じゃないの？それがあなたの望むものではないってこと？私が好きなものを着れば、私は女性じゃないということになる。そして露出すれば、尻軽女扱い。あなたは私の体を見たこともないのに、それでも触れて私を判断しようとする。なぜなの？」「私たちが自分という人間を決めるの。どれだけの価値があるかも。私が厚着しようと薄着しようと、それで私という人間を決めるのは誰？なんの意味があるの？あなたの見解で私の価値は決まるの？それともあなたの私に対する意見は私の責任ではないの？」と続ける内容となっている。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）