レディー・ガガら個人情報盗まれる被害に ハッカー集団「身代金」22億円要求

 レディー・ガガが、個人情報を盗まれるハッキング被害に遭っていたことが分かった。

 ガガを含む有名人たちは、「REvil」と呼ばれるハッカー集団によって、契約書や秘密保持契約書、電話番号、Eメールアドレス、私的なメールなどを含む極秘情報にアクセスされたという。マドンナやニッキー・ミナージュ、ブルース・スプリングスティーンほか、HBO番組「ラスト・ウィーク・トゥナイト・ウィズ・ジョン・オリバー」やフェイスブックも被害に遭ったそうだ。

 ニューヨークを拠点とするメディア・エンターテイメント専門弁護士事務所グラブマン・シャイア・メイゼラス&サックスは、ランサムウェア攻撃があったことをヴァラエティに認めている。通常この種の攻撃では、ハッカー達が盗んだ情報と引き換えに身代金を要求する。ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄によると、今回はハッカー集団は2100万ドル(約22億4300万円)を要求しているという。しかしながら、弁護士はハッカー集団との交渉を拒否している状態だそうだ。

 マルウェア対策ソフトのエムシソフト社の脅威アナリスト、ブレット・カロウ氏は、このような巨額の身代金でも支払われる可能性があるとして「私達が知る限り、史上2番目の額です。こういった場合、犯人達は情報を盗まれた人々から直接金を巻き上げようとする可能性もあります」とNME誌に話し、身代金を支払ったとしてもハッカー集団が盗んだ情報を抹消する保証はなく、それが売却されることもあるため、有効な対策はないと続けている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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