18歳の天才歌姫 体型批判に再び痛烈な批判返し 着用の服を1枚ずつ脱ぎ…

 ビリー・アイリッシュ(18)がワールドツアー開始にあたり、「ボデイ・シェイミング(体型批判)」に関して非難の声をあげている。オーバーサイズな服を着る理由として、女性と規定されるのを避けるためと以前話していたビリーだが、今回マイアミでのコンサートにて、ビデオメッセージを通して「ボディ・シェイミング」について再び語った。

 「ゆったりした服を着れば女じゃない。薄着になれば軽い女だって」「私の身体を見たことなんてないのに、着るもので私を決めつける。何故?」とビリーは話す。

 このビデオメッセージはマイアミのアメリカン・エアラインズ・アリーナのライブ終盤に流され、その中でビリーは着ている服を1枚ずつ脱ぎ、最後にはブラのみになり、黒い液体の中に沈み視界から消え、ファンの歓声がこだましていた。

 自身のファッションについて昨年、こう話していた。「(見た目で判断されたくないから)ゆったりした服を着ているの。中を見たことない人が意見を言う資格なんてない。細いけど出ているところは出ているとか、そうでないとか、お尻がぺったんこだとか、大きいとか、知らない人が何言ってるんだか」と話し、「私が男でゆったりした服を着ていたら、誰も注目なんてしない」「『女の子らしい服を着なさい!タイトな服を着ればずっと可愛くなるし、仕事だってもっとうまくいく!』だって。いくわけないって。いや本当に」と続けていた。

 ビリーは1月の「第62回グラミー賞」で主要4部門(最優秀レコード、同アルバム、同楽曲、同新人賞)を独占。米メディアは、主要4部門すべての獲得は1981年のクリストファー・クロス以来39年ぶり2度目で、女性初の快挙と伝えた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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