口から血を流し死去した21歳人気ラッパーの家族、薬物中毒に悩む人に…

 人気ラッパーの故ジュース・ワールドの家族らが、ドラッグ中毒に悩む人々に支援の声を送っている。ジャラド・ヒギンスことジュースは8日、シカゴのミッドウェイ空港にて発作を起こし帰らぬ人となっていたが、遺族らは本人の処方薬依存症について言及、その死と残した音楽が似た境遇にいる人々の手助けになればと話している。

 遺族らは声明を通してTMZにこう話す。

 「私たちは心からジュースを愛していました。彼との時間が断ち切られてしまったことが信じられません。その音楽やファンの方々に話していたようにジャラドは処方薬依存と闘っていました」

 「中毒は境界がなく、その影響は闘う本人を超えたところまで届くものです。ジャラドは息子、兄弟、孫、友人、そして何よりも依存を克服した彼の姿が見たいと思う多くの人々にとってそれ以上の存在でした」

 「彼が音楽で始めていた会話や彼の遺産が他の人々の闘いの助けになることを願っています。それが彼の望んでいたことでもあります」

 そして、ここ数日間のサポートに感謝しているとして、「ジャラドの愛、喜び、正直な気持ちといった遺産が残り続けることでしょう」と締めていた。

 そんなジュースの死について先日関係者らが、発作を起こす前に本人はロサンゼルスからシカゴへ飛んだプライベート機の中を連邦局の捜査官が捜索すると知り、鎮痛剤を数錠飲んでいたと明かしていた。ちなみに機内からは70ポンド(約32キロ)の大麻、コデイン、銃が3丁見つかっている。また警察関係者らによると、救急隊が現場に駆け付けた際、ジュースは口から血を流しており病院に到着した際にはまだ息をしていたもののその後死亡が確認されたという。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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