エイサップ・ロッキー（３１）がスウェーデンの囚人服をデザインしているようだ。ストックホルムの路上で男性に暴行したとして起訴され、夏の間、同市の刑務所に収監されていたエイサップは、仲間のブラジミール・コーニエルとデイヴィッド・リスパーズと共に有罪となっていた。

　８月２日に刑務所を出たエイサップは、早くも来月１１日にストックホルムのエリクソン・グローブで開催予定のライブのため同市に戻ってくる予定で、刑務所のリフォーム、そして新たなデザインのユニフォームをコンサート収益から寄付するという。

　エイサップが収監されたクロノベリにある拘置所のフレドリック・ワリーン所長は、スウェーデンのアフトンブラーデット紙にエイサップの弁護士から新しいデザインの写真が送られてきたと明かしていて、そのデザインはグリーンのトラックスーツの胸部に「PROMENVD」とプリントされているという。

　フォーブス誌によると、エイサップはこう話している。「俺の置かれた状況に直面している時、テレビを見て、スウェーデンのファン達が俺にたくさんの愛を送ってくれているのを目にした。だから何かお返しがしたい」「俺ができる範囲でね。何かクリエイトして、そこに入っている人を励ましたいんだ」

　エイサップは７月２日に拘留された後、暴行事件で有罪とされ、被害者のムスタファ・ジャファリ（１９）に１３００ドル（約１４万円）を支払うことが言い渡されていた。（BANG Media International／デイリースポーツ）