ヘンリー王子は、メーガン妃と息子のアーチー君を連れてアフリカへ移住する可能性があることを示唆した。南アフリカ諸国の公式訪問を終えたばかりのヘンリー王子は２０日（日）に放送された英ＩＴＶ制作のドキュメンタリー番組『ハリー＆メーガン：アン・アフリカン・ジャーニー』の中で、イギリスを離れてアフリカで人生を送る願望があることを語った。

　ヘンリー王子は番組の中で、ジャーナリストのトム・ブラッドビーにこう語っている。

　「僕たちの残りの人生、特に生涯の仕事は、主にアフリカに焦点を当てて行くつもりです」

　「今の時点でアフリカに住めるかどうかは分かりません。ケープタウンから帰ってきたばかりですし」「私達の基盤にして活動するには素晴らしい場所だと思います」

　このドキュメンタリーでは、昨年５月にヘンリー王子と式を挙げたメーガン妃に注がれるマスコミの目についても触れ、そのことが「身体的、精神的にどのような影響があったか」と質問された同妃はこう答えている。

　「どの女性も特に妊娠中は、自分が弱い立場にあると感じるものですから、余計に大変でした。そして新生児を持つ母としても」

　「特に女性は、その重圧を感じるのではないでしょうか」

　「新米の母親として、また新婚のものとして、ただ頑張っているその上に、のしかかっているものです」

　「私が大丈夫かどうか聞いて下さってありがとうございます。そう聞いて下さる方はあまりいませんから。しかし舞台裏で私達が経験していることは、とてもリアルなものなのです」

　同番組の取材班が同行する中で公式訪問を行ったヘンリー王子は、１９９７年にパパラッチに追われた末の交通事故により母ダイアナ妃を失ったことを振り返り、「これはずっと疼く傷でしょうね。この家族の一員として、またこの役割、この仕事で、カメラを目にする度、シャッターの音を聞く度、フラッシュを浴びる度、その当時に戻ります。そういった意味では、母の人生の最高ではなく、最悪のリマインダーですね。ちょっとした仕草を読むんだよ」（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）