マイケル・ジャクソン 性虐待疑惑を否定するドキュメンタリーが公開

 故マイケル・ジャクソンの子供への性虐待疑惑に異議を唱える新ドキュメンタリーが公開された。長さ1時間のその番組『チェイス・ザ・トゥルース』は、今年始めにリリースされたマイケルの性虐待を告発するドキュメンタリー『ネバーランドにさよならを』に反論するものとなっている。後者はウェイド・ロブソン(36)とジェームズ・セーフチャック(41)が幼少時代にマイケルに性虐待を受けたことを明かすドキュメンタリーで2部構成 、HBOにより放送されていた。

 そして今回の新ドキュメンタリーは、マイケルの自伝の著者のマイク・スモールクーム、元ボディガードのマット・フィデス、俳優のマーク・レスターらのインタビューで構成、AmazonプライムやYouTube他、ストリーミングサービスにて視聴可能となっている。

 インタビューを受けたフィデスはインスタグラムにこう綴っている。「事実に基づいた本当のマイケル・ジャクソンについてのドキュメンタリーが今全世界で公開中です!皆さん感想と励ましの言葉を本当にありがとうございます!」「皆さんの期待以上のものとなって嬉しいです。ウェイドとジェームズは(『ネバーランドにさよならを』の監督)ダン・リードと共に身を隠し恥じていることでしょう」「ウェイド、ジェームズ、ダン・リードら、私たちの友人のマイケル・ジャクソンについて話をするのは大歓迎です。私たちのところまで来て、イギリスのテレビ局を通して生中継しましょう。(マイケルの甥の)タージ・ジャクソン、(姪の)ブランディ・ジャクソンも交えて!もしくはピアーズ・モーガンも入れてです!」「イギリスに来てくれればウェイド、ジェームズ、ダン・リードに武術を無料で教えますよ。真実を知っている私たちの所に来る気概があるならですが」「私たちには友人のマイケル・ジャクソンについての真実そして嘘を見せるのに4時間もの編集はいりません。そんなまやかしは十分です。私たちは1時間で真実を語りましたから」「マイケルは自分を守るためにここにはいません。恥を知ってください。ファンの皆さんありがとうございます。お待たせしてすいません。(今回のドキュメンタリーを)スタッフ全員完璧なものにしたく、時間がかかりました」「この番組が『ネバーランドにさよならを』をやっつけ、ノミネートされているエミー賞の受賞の妨げになることを祈ります!(受賞など)完全にいかれています!」「(マイケルの母)キャサリン・ジャクソン及び、全てのジャクソンファミリーに思いを馳せています。マイケルの子供を含め皆さん大変な時間を過ごしています。マイクルはかつて私にこう言っていたものでした。『スターとして大きくなるほど、標的も大きくなる』と。死して尚、マイケルは最大のスターなのです」「彼はユニークな人間でした。身近にいなかった人が、マイケルが本当はどんな人間だったのかを説明するのは困難です。天才、最高の才能というのは違います。マイケルはその控えめさ故、簡単に標的にされているのです!」「そしてこの世にいないことが永遠に悔やまれる最高のエンターティナーでい続けることでしょう!友人たちは一丸となっています。皆さんへ愛を込めて」

 一方の、ウェイドとジェームズはHBOのドキュメンタリーで、幼少時代マイケルのツアーに参加した際に本人から虐待を受けたと告白していた。その中で、ウェイドは7歳から14歳の時まで、ジェームズは10歳から思春期になるまでの間、被害を受けたとしている。監督を務めたリードが、マイケルのピーターパン的イメージの裏側を見せているとして擁護していた同ドキュメンタリーだが、マイケルの遺産管理団体はそれらの告発全てを否定する見解を示していた。(BANG Media International)

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