マイケル・ジャクソンの性虐待疑惑に触れたドキュメンタリーに遺産管理団体が憤慨
マイケル・ジャクソンの遺産管理団体がマイケルのドキュメンタリー映画「リービング・ネバーランド」を非難している。生前マイケルがしたと疑われている少年2人への性虐待の詳細について触れた4時間に渡る同番組は、25日サンダンス映画祭で初公開されるや否や同団体が声明を提出したかたちだ。
ダン・リード監督による同作は、マイケルによる性虐待の被害者を名乗る2人の男性ウェイド・ロブソンとジェイムズ・セーフチャックに焦点を当てたドキュメンタリーだが、同団体は彼らの話を虚偽だとしている。
「『リービング・ネバーランド』はドキュメンタリーではありません。マイケルが生前ずっと耐えてきたタブロイド的暗殺の類で死後にもそれが続いています。20年前にされた裏付けもない申し立てを蒸し返し、事実だとこの映画は言っています。2人の虚言癖が起したこれらの申し立ては、裁判官から全く持って却下されていました。このような出来事は決して起こらなかったという宣誓証言を2人はしていました。一つとて明確な証拠もなく、彼らの訴えを支持する証拠は全くないのです。映画全体が2人の偽証者の言葉を鵜呑みにしているということです」
「更には監督自身がサンダンス映画祭で、自分のインタビューが2人の原告と彼らの家族としか取材をしていないことを認めているのです」「よって、監督はマイケル・ジャクソンの傍で彼と時間を何年も過ごしたたくさんの人々への取材を故意に避けたのです。彼らはきっぱりと、マイケルは子供たちを尊重しながら扱い、彼らを傷つけるようなことは何もしていないと話しています。物語を捻じ曲げてしまうこういった声を含めず、映画を売り物にし、事実を無視、あまりに見え透いた一方の意見に偏ったアンバランスな物語を作り上げたのです」
「20年間、ウェイド・ロブソンは、裁判の最中やマイケルの死後も続く数えきれないインタビューの中で自分が犠牲者であることを否定していましたし、マイケルが自分のためにしたことを感謝していると表明していました。ウェイドの家族はマイケルが亡くなるまで彼から、親切、気前の良さ、仕事のサポートの恩恵を受けていました。そして、シルクドソレイユによるマイケルのミュージカルから外されたロブソンに都合よく『リービング・ネバーランド』が現れ、突然彼が主張し始めたのです」
「児童虐待の犠牲者たちには心から同情しています」「しかしこの映画での犠牲者は有害です。これはお金目的ではありませんという腹黒い否定は常に何百万ドルというお金についてのものです。遡ること2013年、同じ弁護士を起用しマイケルの遺産管理団体へと訴え棄却されたウェイド・ロブソンとジェイムズ・セーフチャック然りです。マイケルはもはや自身を守るためにこの世にはいません。ロブソン、セーフチャック、そして彼らの弁護士は自分たちの悪名を轟かせ、マイケルが生前潔白を示した訴えを蒸し返し彼を中傷することでお金を稼ごうと躍起になっているのです」
(BANG Media International)