マーベル・シネマティック・ユニバース（ＭＣＵ）の今後について、マーベル・スタジオは５年計画を練っているようだ。同社のケヴィン・ファイギ社長は、７月公開の「スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム」公開後も、ＭＣＵが続いていくと明言ししたものの、今月２６日に日本公開となる「アベンジャーズ／エンドゲーム」のネタバレとなることを懸念し、「ブラック・ウィドウ」や「ブラックパンサー２」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ第３弾など今後のプロジェクトについてはコメントを避けている。

　７月にサンディエゴで開催されるコミコンに同社が出展するのか尋ねられたファイギは、こう答えている。「騒がしくしたくはないが、『エンドゲーム』後についてのネタバレになると思う」「コミコンの後や『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』の後についてはそのうち言うつもりだ」「ここで特ダネ。この２作の後も映画製作は続いていく。『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』が公開したらすぐに、今後について明かすつもりだ」

　またファイギによると、ディズニーがフォックスを買収したことにより、「Ｘ－メン」や「ファンタスティック・フォー」などの作品が待望だったＭＣＵに登場する可能性はあるものの、それには時間がかかるという。

　ファイギは実現の可能性について、「多分ね。以前僕が言ったと思うけど、（買収が）完了するまでは、僕らは何もできないんだ」「だから、基本的に最初の１歩なんだ。でもその間に、今後に関する５年計画を練っていたんだ。最初の数年については、次の２作の後すぐに発表するよ」と続けた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）