アリアナ・グランデの楽曲 インドネシアでわいせつ物扱いに

 アリアナ・グランデの『ラブ・ミー・ハーダー』とエド・シーランの『シェイプ・オブ・ユー』が「とほうもなくポルノ的」だとしてインドネシアで放送禁止の憂き目にあっている。

 同国でも非常に保守的な地域として知られる西ジャワ州にて、アリアナの『マイ・エブリシング』からザ・ウィークエンドと共演の同曲、そしてエドの『÷(ディバイド)』からの同曲他、西洋諸国のポップソング数曲が「みだら」と見なされ放送禁止の事態に見舞われたかたちだ。ちなみにエドは2カ月先の5月3日にジャカルタのスタジアムにてコンサートを開催する予定となっている。

 西ジャワの放送委員会の副長ラフマット・アリフィン氏は同国の週刊誌テンポに「今回の件は曲そのものではなく、その歌詞にポルノ、ポルノ的連想、わいせつさが含まれていることで禁止となったのです」と説明している。

 同委員会は英語詞の17曲を含めた計85曲もの歌を、成人向けの内容だとして、放送禁止令を敷いたそうだ。また、同委員会トップのデデ・ファルディア氏も公式文書の中で、それらの歌詞の中には女性を性の対象とする解釈が可能な詞があると記している。

 また、同委員会は今回の楽曲リストは取り締まりではなく、あくまでガイドラインと主張するも、ラジオ局やテレビ局に対し、流した場合は制裁措置が下されると注意を促してもいる。

 ちなみに今回のリストは他にもザ・キラーズの『ミスター・ブライトサイド』、DJキャレドの『ワイルド・ソーツ』、ブルーノ・マーズの『ザッツ・ホワット・アイ・ライク』、シグリッドの『プロット・ツイスト』などが含まれており、挙がっている曲は午後10時から午前3時にかけて全面的に放送禁止となった。(BANG Media International)

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